たしなみの吟味

生涯進歩するつもりでやればいいではないか。将来有望な男のたしなみ記録

キャンパー達のお風呂事情

フジロックでテント泊を楽しむならキャンプサイトを利用することになります。
テント泊とはいえ、炎天下で汗だくになった頭髪や体は洗いたいもの。

先に書きますが、
キャンパーが風呂に入りたければ相当の覚悟を持て!
と声を大にして言いたいです。
【目次】



常設のシャワーを使うには相当の待ち時間を覚悟して

キャンプサイトにはシャワーや苗場温泉(有料)が設備されています。キャンプサイト利用者たちがこぞって使用するため、夜なんかは大渋滞。

多分シャワーは10台くらいあったと思いますが、大トリが終わった後なんかは1台につき10人以上並んでました。ひとり20分使用するとして10人で200分。これだけで3時間20分待ち。。
多分もっと待ちます。苗場温泉は使用しなかったので詳細は分かりませんが、まぁ混んでるのは間違いないでしょう。

ちなみに僕の体験談

シャワー行列が上記のような状態。ある程度は予測していたので、あらかじめ徒歩で行ける銭湯をネットで調べておきました。

www.kin611.com


フジロック期間中は24時間やってるらしいので、ピーク時間を外してささっと入っちゃおうと0時くらいに向かいました。

失敗その1

風呂グッズをテントに置いてきてしまったので取りに戻る。緩やかな傾斜とはいえ約20分の登山。往復40分。

失敗その2

徒歩で行ける銭湯とはいえ会場からは20分くらいかかりました。テント往復後にはきつい距離。

失敗その3

皆も考えてることは同じで銭湯も大混雑。0時くらいではまだまだピークタイムのようで、脱衣所のロッカー待ちでは並び、服を脱いでから浴場に入るまでも並び、さらにシャワーを使用するにもまた行列。。トータル待ち時間約2時間。

しかしながら、フルチン男子がきれいに列を作って順番を待つ様は、日本のマナー性の高さを象徴するようでした。

ちなみにあまり大きい銭湯ではありません。洗髪に時間がかかるせいか女風呂のほうがもっと混んでたみたい。

ようやく湯につかり、体はきれいになるも脱力しきった状態でまたもや歩く。軽い登山もあるのでテントについた頃にはもう汗だく。
この時点で午前4時すぎ。憔悴しきってすぐ寝落ちしたけど、6時くらいにはテント内が蒸し暑くなるので寝てられない。さらに汗まみれ。
結局疲れに行ったようなもんでした。

この失敗をふまえてアドバイス

・いつでも風呂に入れるようザックに準備しておくこと

キャンプサイトふもとに設営できていれば問題ないけど、テントまでの道のりが長い場合は取りに戻るだけで体力と時間の無駄です。

・「シャワーを浴びたい頃合い」ではなく、なるべく「シャワーが空いている頃合い」を狙うこと

早朝が狙い目と聞きますが、キャンパー達の朝は早い(暑くて寝てられない?)ので個人的には疑問です。日中は空いてました。
あとはヘッドライナー演奏中が狙い目だと思います。

・風呂に入らなくてもいいよう制汗ボディーシート等を用意しておくこと

さすがにこれは持っていたので失敗というわけではないけど、絶対にマストアイテム。風呂に入る気力さえなくなる場合もありますから。

ちなみに小さな旅館が風呂だけ貸してくれるところもあるようですが、私は見つけられませんでした。逆に「宿泊者以外の入浴はご遠慮申し上げます」という張り紙をあちこちで見ました。なので、ふらっと立ち寄り風呂を期待している方は注意が必要です。