【予算2万円以内】集中力が続く!腰が痛くなりやすい人におすすめのデスクチェア
今更ながら、デスクチェアの重要性をひしひしと感じております。というのも今まで自宅で使っていたデスクチェアが身体、もしくは使い方に合っていないせいで、ひどい時には20分くらいで腰が悲鳴を上げていました。調子が上がって数時間ぶっ通しで作業した場合なんて、その後しばらくまともに歩けなくなることも。はっきりいって仕事にならない。腰が痛くなる恐怖からデスクに向かいたくない→仕事したくない、という心理的悪循環すらありました。
これではまずいので、他に良いものはないかここしばらくずっと探していました。が、膨大な数の中、漠然と探しても簡単には見つからないもの。まずは自分の理想とするものを明確にしないと無駄足ばかり踏むことになると痛感しました。この記事では僕なりの理想のデスクチェアの探し方について書いてみたいと思います。
- 良いデスクチェアの条件とは
- 次点に大事なのが「座りたくなるかどうか」
- 自分がどう座って作業しているかを注視する
- 自分が欲している機能を整理しよう
- 購入を決めた自分にぴったり合ったデスクチェア「デュオレスト」
- ニトリのデスクチェアは後傾姿勢の人にオススメ
- タンパ3に代わるワークチェア(追記)
- まとめ
良いデスクチェアの条件とは
良いデスクチェアは価格に比例する、5万円以下は使い捨て、とかの意見も目にします。世間的(ネット上)にはハーマンミラーのアーロンチェアや岡村製作所のワークチェアが猛プッシュされている印象です。確かにこれらは良い製品だし作りやパーツがしっかりしていて高級感がありました。が、そもそも10万円以上するアーロンチェアを気軽に買えるほどの予算はないし、妄信的に高価な製品を選ぶのが良いという意見にはどうにも賛同できない。
僕が思う良いデスクチェアの条件は「自分の身体、使い勝手に合っているか」これにつきます。身長や体重、姿勢などは人それぞれ。さらに腰痛や痔持ちなんかのオプションもあれば使い勝手もそれぞれ変わっていきます。なので面倒でも試し座りは必須です。とはいえ、手当たり次第座っていくと何が何だか分からなくなるし時間もかかるので決め打ちすることをおすすめします。
決め打ち選定をする際、ネット上の意見や評価はとても参考になります。が、やはり最後は自分のお尻で確認しないとね。
次点に大事なのが「座りたくなるかどうか」
これも重要な要素。前述の心理的悪循環の逆をいきます。座り心地はもちろん、所有欲を満たしてくれるデザインだったら幸せ度は増します。仕事も勉強もポジティブに迎えられるのは相当でかい。デザインも気に入って自分の身体に合っているものを見つけられたら本当にラッキーだと思います。そう考えると有名なもの、高価なものは所有欲を満たしやすいので価格で選ぶ人の気持ちも分からなくはないですね。 でも、タイトルにもあるように今回予算は2万円以内で探しました。単純に出せるお金がないからです。でも予算に上限を設けることで選択の幅も狭まるので探しやすくなります。
自分がどう座って作業しているかを注視する
まずは自分の姿勢、座り方に意識を向けてみることが大事です。絵を描いたり勉強する時に多いのが前かがみ気味の前傾姿勢、長時間パソコンに向かう作業などは背中を倒す後傾姿勢が多い、と一般的には言われているようです。ノートPCを使う場合は前傾よりになるような気もしますが、人それぞれなので自分が主にどういう姿勢になっているかがポイント。前傾姿勢の場合は腰、後傾姿勢の場合は肩に負担がかかりやすい傾向があるので、それをフォローしてくれるものが望ましいと思います。
自分の姿勢や癖が分かったら、今度はデスクチェアに求める機能をまとめます。
自分が欲している機能を整理しよう
デスクチェアの基本的な機能については正直大した差はありません。ローラー付き、座面高さ調整付きは前提であることにして、以下について必要な機能を整理していきます。
背もたれの高さ
背もたれがおよそ肩甲骨より下になるものをローバック、上になるものをハイバックと言います。
ローバックのメリット、デメリット
- やや小ぶりになるため圧迫感がない
- 身体全体を預けることができない
ハイバックのメリット、デメリット
- 肩まで預けることができるので身体が楽
- 大きいため存在感がある
背もたれ選びは前傾姿勢か後傾姿勢かが重要です。後傾姿勢の方であればハイバックの方が楽でオススメです。
ロッキングの有無
ロッキングは背もたれを倒すことができる機能です。個人的にはデスクチェアにリクライニングを求めていないのですが、長時間座りっぱなしの人には良いかもしれないですね。ちなみに安価なロッキング機能付デスクチェアだと背もたれに遊び(ガタつき)が発生します。これは後々ストレスになってくるのでご注意を!
アームレストの有無
肘掛けですね。腕もなかなかの重量があるので肩こりの原因にもなります。肘や腕を休めるには便利です。が、アームレストが邪魔をしてデスク下に収納できなかったり、座面であぐらをかけなかったりといったデメリットもあります。着脱可能だったり、くるっと回ることができるタイプもあるので確認しましょう。
座面の広さと深さ
体型による好みが大きいところですが、狭いよりは広い方が楽に座れると思います。座面が浅すぎると足が疲れやすくなりますし、深すぎると太ももを圧迫して血行が悪くなりむくみの原因にもなります。 座った時に座面が太ももを圧迫してないか、骨盤が安定しているかがポイントです。
素材、デザイン
メッシュやファブリック、レザーなどいろいろありますが、こちらも好みです。通気性だったり掃除のしやすさだったりで選んでもよし見た目で選んでもよしですが、前述の機能を優先すると素材やデザインは選べないことが多いです。
ここまでの情報収集は書籍やネットでも十分可能です。希望のものにある程度目星がついたら実際店頭で座ってみましょう。机の前で座る、実際の作業をイメージしてシミュレーションするということも忘れずに。
購入を決めた自分にぴったり合ったデスクチェア「デュオレスト」
僕は前傾姿勢よりで腹筋背筋が弱いのかすぐ腰を痛めてしまいます。なので腰周りをしっかりサポートしてくれるものを探しました。リクライニングは不要で座面はやや広め、背もたれやアームレストはどちらでもいいといった感じです。それで選んだのがこちら。
人間工学に基づくデザインで、腰の負担を約30kg軽減するとか。左右の背もたれの間が数センチ空いていることで椎間板や脊髄神経を圧迫せず、また背もたれが動くので姿勢の変化に対応し常に腰への負担をやわらげてくれるようです。実際に座ってみても手のひらで背中を支えてくれるような感触がとても心地よい。ハイバックタイプも良い印象でしたが、リクライニングが不要なことと歯医者の椅子みたいな見た目が好ましくなかったことが理由で却下しました。あとはもちろん価格です。
ちなみに数時間連続で作業しましたが、今までのものともう全然違います。腰が常に支えられていて痛みもなく作業に集中できます。同じような症状でお悩みの方には本当にオススメです!
\マラソン限定ポイント5倍★11/10 23:59まで★/ オフィスチェア DUORESTデュオレスト 肘付き キャスター付き デスクチェアDR-260
ニトリのデスクチェアは後傾姿勢の人にオススメ
似たような価格帯で人気があるのがニトリのデスクチェア「タンパ3」。こちらもなかなかの好印象でした。 正直最初はこんなもんかという印象でしたが、それは僕が前傾姿勢で使うことを前提にシミュレーションしていたから。椅子を机に近づけて背を寄りかかり気味に使うと一気に快適になります。頭や肩が支えられるとこんなにも落ち着くものかと感動すら覚えました。長時間の作業も苦にならない感じがします。
なのでちょっと迷いました。が、僕は集中するとどうしても前傾姿勢になり、そうなるとタンパ3のいいところを感じられなくなってしまうので購入には至りませんでした。後傾姿勢でかつロッキング機能が必要な人にはオススメできます。
タンパ3に代わるワークチェア(追記)
残念ながら上記のタンパ3は販売終了してしまったようですね。現在ニトリでは後継種のようなワークチェアが販売されているので紹介させていただきます。
ニトリ デュオレハイ2
デュオレストにヘッドレストをつけたような商品。というかほぼデュオレストのハイバックタイプです。2万は超えてしまうけど本家より若干安いのがいいですね。
ワークチェア(デュオレハイ2) ニトリ 【玄関先迄納品】 【1年保証】 〔合計金額7700円以上送料無料対象商品〕
ニトリ ランツァ
メッシュタイプのハイバックでタンパ3の後継種のようなデスクチェアです。写真は派手なオレンジですが、黒もあります。
ワークチェア(ランツァ OR) ニトリ 【玄関先迄納品】 【1年保証】
まとめ
今回予算2万円以内で探しましたが、低価格帯ということもあってか数はあれど心を鷲掴みにされるようなデスクチェアは正直少ないです。「悪くもなければ特別いいというものでもない」ものが多い印象でした。そんな中、上記2機種は別格。予算2万円以内、1万円台で買えるオフィスチェアの中では自信を持ってオススメできます。
前傾姿勢の人はデュオレスト、後傾姿勢の人はタンパ3、ランツァです。
もう少し出せるという人はデュオレストハイバックタイプ、デュオレハイ2もいいですよ。
デスクチェア選びの参考になれば幸いです。